大連マイブーム・復活編! -74ページ目
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暑い日

中国式のお葬式に初めて参加した。

なくなった方は日本人。

大往生だった。


葬儀


司会者のおじいさんが、なくなった方の善行を滔滔と述べ、

楽隊が哀悼の曲を吹く。

異国で命を全うした方の姿を見て、涙が出た。

多分、満足していらっしゃったんだと思う。

こういう時ほど、天気はよく、暑い。


げいじゅつ

先日の北京「798」芸術村で。

コンクリートの地面にガーと並べられている饅頭(マントウ)。


饅頭1


ひとつひとつにメッセージが書いてある。


饅頭2


この写真を私の学生に見せた。

まず、みんなのひとこと。

「なんですか?これ。先生、これ、本物ですか?」

40代の、中国の飢えの時代を知っている学習者もいるが、

「これだけあったら何人も満腹になるだろうに・・・もったいない・・・」


この圧倒的に正しい言葉には、

「芸術」→饅頭(マントウ)メッセージも、何の意味もなさない。

芸術とは、余裕(または、無駄)がある人が見てはじめて芸術たりえるんだな、と、

再確認したのであった。



やけぐい

うちの夫はずぼらだ。

最近、それに拍車がかかってきた。

片付けるそばから散らかし、

散らかしたものを、いつ片付けるのかと見ていても、

いつまでたってもそのままである。

そして、そのまま、遊びにでかける。

私も、私ばっかり掃除するのはイヤなので、だまってそのままにしておく。

まったく我慢大会だ。

「大会」というより、私の一人我慢か。

なさけない。


ポッキー


先日は、あんまり腹が立ったので、家出した。

生活費を使い込んで、一晩、近所のホテルに一人悠々泊まった。

心が晴れた。

今日は、先日買い揃えたグリコポッキーとプリッツシリーズを

やけ食いするつもりだ。




ジンの値段

先日、北京に行ったとき、

胡同の中にある、洒落たカフェに入った。

なんでも、マレーシア人が店主らしい。

「CAFE SAMBAL」という。

        

         CAFE SAMBAL入り口


古い入り口は、よく見ないと、見逃しそうだ。


       CAFE SAMBAL入り口2


中は、本当にくつろげる、快適空間。

中国にもこんなところがあるんだ、と感激。

暑かったので、ジントニックを飲んだ。


その味が忘れられず、大連に戻ってからジンとトニックウォーターを買った。

ところが、隣どおしの大型スーパーで、同じメーカーのジンの値段が、

30元(500円くらい)も違った。もちろん、高い方をつかまされ、腹が立った。

ちなみに、ニューマート120元、マイカル90元くらい。

思い出に酔っていると、中国ではすぐに穴に落っこちる。




がんばれサラリーマン!

最近、どこのマッサージ屋にも「抜罐(バーグアン)」というメニューがある。

日本語では「カッピング」というのか。

たこつぼ吸引である。

日本では、エステで女性が・・・というイメージだが、

中国では、ほぼ男性がやっているようだ。

夫の友人が大連に駐在になって、はや1ヶ月。

久々に一緒に食事をして、みんなでマッサージに行った。

友人のG君は、「抜罐」をやった。


抜罐


こんなにすごい色がつくのはあんまりいないんだそうだ。

「なんか悪い病気の人みたいだねー」と、3人で言い合った。

疲れてるんだなー。きっと。

がんばれ。

日本人サラリーマン。


中国人はどんな音楽を聴くか?

中国人がどんな音楽を聴くか、想像してみたことはあるだろうか?

タクシーに乗れば、ラジオから、中国や香港の最近のPOPSが流れてくる。

ドライバーの趣味で、中国演歌もある。

レコード屋では、韓国POPSが多い。日本のも、まあまあ。

もちろん欧米系もちゃんとある。

根強いのは、テレサ・テン。

若い人たちでも、テレサ・テンを聞き、たまに行くカラオケで歌う。


レコード2枚



先日、新華書店でレコードをじっくり見た。

あんまり、私が聞きたいのはなかろうと、たかをくくっていた。

でも、結構、あった。ジャズ(ちなみに“爵士”という。)、ボサノバ・・・・

どれぐらい受け入れられているかは分からないが、聞く人はいるらしい。

クラシックもたくさんあった。

ただ、こちらは「子供の教育のため」「お勉強のため」みたいな、

“音を楽しむ”というニュアンスではないみたいだった。

芸術は花開くか?

大山子芸術村というのが、北京の中心より北東の方向にある。

通称、「798」。

ナンバー「798」工場を使って、いろいろ展示されているためだ。

この辺はまだまだ稼動している工場もたくさんある。


798


これらの工場は文革時代に建てられたものが多いとか。

今もスローガンが大きく残っている。

「毛主席万歳」。

わざと残したのかどうかは不明。

こんなはずれ。

この芸術村が広いとは言っても、中国の首都・北京の一角。

芸術というのは、思想の自由な表現。

こんな一角でしか声を上げられない芸術家達。

それとも、こんな一角でも、はけ口があることが大事なんだろうか?

中国現代の芸術家達。

がんばれ。

胡同の風

先日、古い友人を訪ねて北京に行った。

友人夫妻はもう2年も北京に住んでいる。

もともと、彼女と、私と、私の夫は、同じ先生をもつ学生だった。

先生はとてもロマンチストで、

中国古典詩を、たいへん、ロマンチックに解釈する人だった。

でも、その先生は、中国大陸に来ることなく亡くなった。

今、私達3人は中国にいる。


胡同の風


5月初め、北京は暑かった。

胡同(フートン)の細い道を人力車にのって通る。

風が吹く。

とても気持ちがいい。

先生がもし中国に来ていたら、解釈は違ったものになっていたのだろうか?

ひっこし

大連にきて、はや半年。

先日まで、某サイトのブログでがんばっていたが、

なんだろう?

中国では開けなくなってしまった。

私のパソコンからも、夫のパソコンからも、北京にいる友人のパソコンからも。

日本では何の問題もなく開けるのだそうだ。

北京の友人曰く、「中国サイドのフィルターね」。

そうかもしれない。

そうじゃないかもしれない。

でも、言いたいことが言えないのは嫌だから、

こっちに引っ越してきた。

復活!

大連マイブーム!


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