大連マイブーム・復活編! -73ページ目

屋台

最近、屋台に行く。

涼しいし、周りから聞こえてくるともなく話し声が聞こえる。

羊串を焼くにおいも、いい。


「中国」=「まだまだ衛生的ではない」=

「そこで屋台物を食べるのはプチサバイバル」=

「ちょっと自慢」

というような図式が、中国旅行記やエッセイなんかでは

成り立っている(と、思う)。


屋台食

   (上:羊肉串 中:マーラータン 下:焼きパン)


まあ、たしかに衛生的ではないが、

食べたのを自慢するほど汚いということはない。

(とは言っても、やはりおなかは壊れるが。夫は大丈夫らしい。)


マーラータン


「マーラータン」異様に辛いスープだが、

これが、すごく美味しいわけでもないのに、また食べたくなる。

留学時のノスタルジーなのか、

くせになる、麻薬のような成分が入っているのか・・・


おなかを壊しながら、また行ってしまうのだ。

標準日本語が変わった。

中国の日本語学習者の間ではバイブルともいうべき教科書、

「標準日本語」に、新版が出た。

教科書の大きさも2倍、値段も2倍になったが、

内容は2倍以上良くなったと思う。


標準日本語新版


絵も写真も豊富になって、本当に会話で使えそうな文が多くなった。

楽しい本になった。

去年新しくなったお札まで写真に載っている。

私だって樋口一葉5000円札はよく見たことがないのに。


出版社曰く

「オリンピックを迎えるにあたって、全国民への外国語大授業!」

標準日本語の講義はラジオでも放送するらしい。

たいしたものだ。


ま、ただ、言葉も大事だけど、

オリンピックに向けては、

もうちょっとマナーとか道徳をしっかりやったほうが

いいような気もするけど・・・。

甘いビール

北京の代表的ご当地ビールに「燕京ビール」というのがある。

↓これはレモン味燕京ビール。

他に、パイナップル味がある。


燕京レモンビール


今晩、夫が出張で不在。

しかも、今日の私は仕事がうまくいかず、

愚痴りたい日だった。

迷惑かな、と、ちょっとは考えたが、

どうにも誰かと話しながら食べたり飲んだりしたかったので、

近所の奥さん友達のところにおじゃました。

パイナップル味ビールを持っていったら、

大変喜んで飲んでくれた。


甘いものを食べると疲れが取れる。

お酒を飲むと嫌な気分がなくなる。

果物味燕京ビールは、

どちらも兼ね備えた優れものであった。

雲南コーヒー

ずいぶん昔、北京にいた頃、

英語を習ったことがあった。

カナダ人の女の先生だった。

今思えば、たいして好い授業でもなかったが、

当時は生活の張りになっていた。


雲南コーヒー


カナダ人の先生はよく、

「中国のインスタントコーヒーなんて不味くてサイテー」

と言い、

「でも、雲南コーヒー(※レギュラー)は飲めなくはない。」

とほめていた。

私は当時インスタントも平気で飲んでいたので、

特に捜そうとも思ってなかったが、

先日の北京旅行で偶然発見・確保した。


ローストがちょっと足りないような、

香りがワっと「立つ」わけでもないような微妙なにおい。

味もしかり。

でも、そんなにまずくはないし、嫌いではない。


コーヒー常飲の国から来た先生の言っていたことは

的をえていたんだなあ、と思った。




 

ひとりごと

この前 は高いジンを買わされて怒(いか)ったけど、


ジントニック


やっぱり土曜日の昼から飲むお酒はいいですわ~。

(飲んでいるもの:もちろんジントニック)


餃子交流会

近くの大学の先生にお招きいただいて、

餃子パーティ交流会に参加した。

久々に自分で包み、ゆでたてを食べたら美味しかった。


餃子つつみたて


 

ぴーなつ


こちらは、先生が準備していてくださったピーナツ料理。

皮付き生ピーナツを良く洗い、よーく水を切っておく。

そのあと、煙が出るくらい熱した油でジャッと炒める。

炒めたら黒酢としょうゆを適量ふりかけてできあがり。

いたってシンプルだが、大変美味しい。


それにしても、なんで外国人との交流会は餃子がメインになってしまうのか?

もちろん、「交流」がメイン目的だから、その内容はなんだっていいのだろうけど、

準備する方も作るのも大変で、マンネリ化していると思うのだが・・・。

(およばれして、こんなことを感じるのも失礼なハナシだが。)

「中国茶の交流会」とか、もっと簡単に準備できて、

外国人にアピールでき、会話が進みそうなものがあるだろうに。



あ!

これはひどいことに・・・。

久々に半袖を着たら、二の腕が・・・

太いのは仕方ないが、なんだかガサガサだ。

毛羽立ってるといってもいい。

今まで隠してたから、自分でも注意していなかった・・・。

どうやってケアしたらいいんだろう?

人様には見せられない。

ということで、写真もなし!

はりぐすり

夫は腰が悪い。

腰痛が持病といってもいい。

先日、腰の痛みに耐え切れずに、針治療をやったら、

左足が更に痛くなったそうだ。

体が硬いんだろうということで、ヨガも一回行ったが、

体があったまるとちょっといいが、その後、

やはり別の痛みがくるようだ。

激しいことはやらない方がいいらしい。


湿布


とりあえず、ホッカイロで腰を温めつつ、

腰痛専用の貼り薬で様子を見ることになった。

これは、貴州の「布依(プイ)族」秘密処方の貼り薬。

効果は定かではないが(というか、まだ使っていない)、

パッケージがするどくカワイイ。


それにしても、湯船があったら

(中国の一般的な部屋はシャワーのみが多い。うちも例にもれず。)、

よくあったまって、

腰痛なんてそうそうおこらないのに!



 

ぶどうジャム

ぶどうをたくさんもらった。

小粒ですっぱい。

生ではきびしいので、ジャム作り中。


jam


いつまで煮詰めればいいのか不明。

なんか、なくなっちゃうんじゃないか・・・と思うくらい、嵩が減った。

おしいくできるかな? 

日本行きの切符

2月ごろまで私が日本語を教えていた人が、先日学校に突然やってきた。

「日本行きのビザを手に入れたいんです。相談に乗ってください。」

「え・・・(うわー、きたー。やだなー。)」

ちょっと警戒したが、しょうがないなあ、と思いつつ、話を聞いた。

日本で1年、研修という名目で働くための面接があるらしい。

その練習をしたい、ということなのだ。


ドラゴンフルーツ

            (今日のお礼に彼女が持ってきたドラゴンフルーツ)


面接をする先方の会社の仕事は、簡単な通訳兼単純労働。

多分、立ったままの長時間勤務。1年間、きつい仕事だ。

給料はもろもろ引いて、6万円くらい。

    ・・・ちょっと(というか、相当)給料少ないね。

    今だって、立派な職場で働いているのに。

    やさしい夫も可愛い盛りの子供もいるのに。

「先生、私は、ずっと、日本に行きたかったんです。

目的はお金じゃないんです。

ただ、見てみたいだけなんです。

行ってみたいだけなんです。

日本のこと、勉強したいんです。」

   日本という国はね、誘惑が多いんです。

   日本でどんどん変わっていく外国人をたくさん見ました。

「1年間だけなんです。がんばりたいんです。」

  

日本という国にいろんな意味で憧れ続ける人は多い。

行きたいという人を止めるわけにはいかないが、

行くと決める前に日本の最悪な部分も教えるべきと思う。

ただ、私にはそれを相手に伝えきれるだけの言葉がない。

私がどんなに言っても、彼女にはイメージできないのだ。

だから、彼女の頭には、まだ「憧れの日本」しかない。