先日の北京「798」芸術村で。
コンクリートの地面にガーと並べられている饅頭(マントウ)。
ひとつひとつにメッセージが書いてある。
この写真を私の学生に見せた。
まず、みんなのひとこと。
「なんですか?これ。先生、これ、本物ですか?」
40代の、中国の飢えの時代を知っている学習者もいるが、
「これだけあったら何人も満腹になるだろうに・・・もったいない・・・」
この圧倒的に正しい言葉には、
「芸術」→饅頭(マントウ)メッセージも、何の意味もなさない。
芸術とは、余裕(または、無駄)がある人が見てはじめて芸術たりえるんだな、と、
再確認したのであった。